ミランは23日のセリエA第29節で、ラツィオと敵地で1−1と引き分けた。クラレンス・セードルフ監督は息をつくことができるだろう。少なくともあと数日、26日のフィオレンティーナ戦までの続投は確実だからだ。ただ、本人は決して疑問を抱いていなかったようである。

「気迫を示したね。選手たちは難しい時期にうまくリアクションしてくれた。自分たちが戦い続けるグループであることを示したんだ。残念ながら、勝利は得られなかったけどね」

「この試合は(ジャンパオロ・)パッツィーニの特長がより多くを与えてくれると思った。そして、(マリオ・)バロテッリを投入することで、追加点を狙ったんだ。残念ながら、逆に同点にされてしまったけどね」

「(アドリアーノ・)ガッリアーニ代表取締役はある日、内容が悪くても2勝したいと言った。きっと、このまま続ければ、彼を満足させられるだろう。まあ冗談はさておき、今は具体性が必要なんだ。我々はまとまって、相手に多くのゴールチャンスを与えないようにしなければいけない。我々は何度か、良い試合をしながら負けているんだ。ガッリアーニの帯同? 彼の経験から私がそばにいることを求めたんだ」

「この経験を気に入っている。毎日自分が成長していると感じるよ。私はチームに少し喜びを与えようとしてきた。魂を取り戻しながらね。技術・戦術と比べて目に見えないことだろう。もちろん、結果には満足していない。今日はまたポジティブな一歩だった」