仏で2ヵ所のジャパンエキスポが休止に! パリはさらに拡大へ
![ジャパンエキスポ・サントルの様子](https://image.news.livedoor.com/newsimage/e/8/e897a_1115_8841565e_addc3e31-m.jpg)
ジャパンエキスポ来場者の特徴として、1日だけ訪れるというより4日間の通し券を購入し、好きな漫画・アニメ・ゲームキャラクターのコスプレをしながら連日足を運ぶ人も多い。
パリの開催日が増えた一方で、3月初旬に5年連続マルセイユにて開催されてきたジャパンエキスポ・シュードは、来年は開かれない。SEFAによれば、ジャパンエキスポ・シュードを今後成功したイベントとして続けていくために、来年は再編成の休みにするという。2015年は再開される。こちらも年々来場者数を増やしており、今年は3日間で4.5万人と昨年の3.8万人から上昇している。
昨年まで2年連続で、仏中部オルレアンにて開催されていたジャパンエキスポ・サントルも、今年は休止になった。理由の詳細は明らかにされていないが、オルレアンはパリから1時間と距離が近いことに加え、10月末という開催時期も7月のパリと離れていない。またパリから高速列車タリスで約1時間半の距離にあるブリュッセルで、11月初旬に行われるジャパンエキスポ・ベルギーとも開催時期は近い。そしてオルレアンは規模もパリやベルギーと比べ小さい。
今までパリ、マルセイユ、オルレアン、ブリュッセル、サンフランシスコと開催されてきたジャパンエキスポも、規模を広げつつも変革の時期にさしかかっているようだ。
(加藤亨延)