ミランFWマリオ・バロテッリがボローニャ、サンプドリア、そして何よりユヴェントス戦に出場できないこととなった。さらに、10月11日と15日に行われるデンマーク代表、アルメニア代表とのワールドカップ予選にも出られないかもしれない。

バロテッリは22日のナポリ戦後、審判に抗議してレッドカードを出された。その代償は大きなものとなった。これにより、3試合の出場停止が科されたのである。主審は報告書の中で、バロテッリから罵倒されたと報告した。これにより、通常の1試合の出場停止に2試合が加わったのだ。

さらに、ミランは次のホームゲームとなるサンプドリア戦で、ウルトラスが陣取るゴール裏スタンドが閉鎖されることになった。試合前、両軍選手入場時、64分の3回にわたり、サポーターが相手サポーターに対して差別的な侮辱チャントをしたことが理由とされている。

ミランは声明で、バロテッリとゴール裏スタンド閉鎖の処分に対し、異議を申し立てることを明らかにしている。

なお、22日のサッスオーロ戦でサポーターがナポリに対して侮辱的チャントをしたとされていたインテルだが、処分対象に上がることもなかった。