サバ缶?バナナ?本当にダイエットに効果的な食事

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ダイエット向きの食材」と「太りにくい食材」を組み合わせる

ダイエットは女性にとって昔から大きな関心ごとの一つです。テレビ番組などで「これを食べると痩せる」と、ある食べ物が取り上げられると、翌日には瞬く間に店頭から姿を消します。最近では、日本全国の多くのスーパーからサバ缶が売り切れる騒動があり、少し前にはバナナが注目を集めたりしました。次から次にブームが訪れますが、当然のことながらバランスの良い食事がダイエットには最も効果的です。

ダイエットを成功させるには、「ダイエット向きの食材」を中心に、血糖値が上がりにくく満腹感を得られる食材、いわゆる「太りにくい食材」を組み合わせることがポイントです。まず、カロリーが低いダイエット向きの食材は、きのこ類、海藻類、こんにゃく、白菜、ほうれん草、トマト、レタス、キュウリなど。そして、太りにくい食材としてオススメなのは以下の通りです。

■卵、豆類(納豆、豆腐など)・・・栄養価が高く、少量でも満腹感を得られる。
■アボカド、サーモン・・・カロリーが高くても不飽和脂肪酸(オレイン酸)が豊富のため太りにくい。
■マグロ、イワシ、鶏胸肉、牛や豚の赤身の部分・・・良質のたんぱく質を多く含み、消化効率がよい。

これらを踏まえて、簡単に作れるダイエットレシピ「チキンサラダ&ベジタブルスープ」を紹介します。
?鍋に鶏胸肉2枚と生姜スライスを入れ、ひたひたの水を加えて火をかける。
?沸騰したら弱火にしてアクをとりながら10分ほど煮て、そのまま冷ます。
?完全に冷めたら鶏肉を取り出し、手で身を裂く。
?レタスやトマトなどを添えてノンオイルドレッシングをかける。

残ったスープは、チキンの旨味や栄養が凝縮したスープです。一度こし、そこに冷蔵庫の中に残っている野菜と一緒に煮て、塩、こしょう、しょう油などで味を調えれば、美味しい無添加のチキンスープの出来上がりです。


偏った低カロリーダイエットはタブー。「痩せにくい体質」をつくる

ダイエットが失敗してしまうのは、低カロリーで栄養価の低い食品ばかりを食べる「偏った低カロリーダイエット」をしてしまうからです。それでは満腹感を得ることができず、いつもストレスにさらされている状態となるため、長続きしません。また、それだけではなく、「偏った低カロリーダイエット」は体のコントロールもできなくなってしまうので禁物です。体の基礎体力や基礎代謝を落とし、それによってカロリーを消費しない「痩せにくい体質」を作ってしまいます。「ダイエット向きの食材」と「太りにくい食材」をバランスよく摂取し、全体の量を控えめにすること(特に炭水化物)がダイエットを成功させるカギとなるのです。


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