インテルにとってひどいニュースだ。トリエステでのカリアリ戦後に分かっていたことだが、アンドレア・ストラマッチョーニ監督はDF長友佑都とMFワルテル・ガルガノを、実質的に残りシーズンすべてで失うことになった。長友は左半月板の断裂、ガルガノは左大腿二頭筋に重度2〜3の損傷が見つかったのだ。

一方、マッシモ・モラッティ会長の会社「サラス」に、新たにロシアのパートナーが加わることになった。『ロスネフト』が、1億7840万ユーロ(約226億3000万円)で13.7%の株式を取得する契約を結んだのだ。ジャン・マルコ・モラッティ氏とマッシモ・モラッティ氏は、個人で所有する株式をすべて売却することになった。売買は23日に行われる。『サラス』社は、約50.02%の株式を持つアンジェロ・モラッティ氏が維持することになる。

現時点で、これがインテルに影響することはない。クラブは依然としてモラッティファミリーの手にある。だが、『ロスネフト』との合意は、将来的に『サラス』における株式の増加もあり得るもので、インテルに関する進展もあるかもしれない。

数カ月前に見込まれた中国人投資家たちの参入は失敗したが、将来的には『ロスネフト』がインテルの株式取得に関心を抱くかもしれない。モラッティ会長自身が何度も願っていた、フレッシュな資本の参入だ。現時点では、両者が明らかにしているように、「石油を軸」としたものだ。