バルサ戦を控えるミラン主将「僕たちの姿勢が全てを決める」

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 ミランのキャプテンである元イタリア代表MFマッシモ・アンブロジーニは、13日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグのバルセロナ戦について「僕たちの姿勢が、全てを決める試合だ」とコメントしている。UEFAの公式HPが伝えている。

「僕たちの試合に対する姿勢で、全てが決まる試合だ。勇気を持って試合に臨まなければならない。試合に正しい入り方をしなければ、大きな代償を払う結果になるだろう。バルセロナを苦しめるんだという姿勢が重要だ。ゴールを1つでも奪うことができれば、勝ち抜けのチャンスは大きくなる」

「バルセロナはいつも通りにポゼッションをして、試合を支配してくるだろう。彼らは違う戦い方をできないからね。彼らの攻撃は激しいものになるだろうが、それに耐えられる準備をしなければならない。リオネル・メッシは一番危険な選手だが、他にも優れた選手はたくさんいる。明日はバルセロナ全員を止めなければならない」

 また、アンブロジーニは昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のアーセナル戦を引き合いに出し、最後まで気を抜くことは許されないと語っている。

「敗北までは遠いかもしれないが、勝利にもまだ遠い。去年のアーセナル戦は、ファーストレグは4−0で勝利したが、セカンドレグでは3点を取られて、あわやという状況まで追い込まれた。今回も多少有利な位置にいるかもしれないが、まだ勝ち抜けの可能性は50−50だと思う」

[写真]=佐藤博之