正式に決定した。ミランFWジャンパオロ・パッツィーニは、12日に行われるバルセロナとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグに向けた招集メンバーに含まれなかった。

パッツィーニは8日のジェノア戦で負傷。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、同選手をバルセロナ戦に招集しないことに決定した。クラブは10日、パッツィーニが同日の検査を受けた結果、骨と筋肉を強く打っており、右の腓骨に小さなヒビが見つかったと明らかにしている。

なお、ミランは同じくジェノア戦でDFフィリップ・メクセスも途中交代していたが、同選手はバルセロナ戦に向けた招集メンバーに含まれている。

MFケビン・コンスタンは『ミラン・チャンネル』で、バルセロナ戦について次のように語った。

「サン・シーロでの試合とは違うものになるだろう。2−0からのスタートだけど、僕らは守るために向こうへ行くんじゃない。この試合に勝ちにいくんだ。僕らは勝つか、引き分けるかしなければ」

「このアドバンテージを生かさなければいけないね。バルセロナではガッツのある、正しいメンタリティーのミランで試合に臨まなければいけない。彼らはポゼッションをすごくしてくるだろうけど、僕らはボールを持てたときにうまく回し、ゴールを奪おうとしなければいけない」

また、コンスタンはジェノア戦の後半に退場となったことについて、後悔しているようだ。

「適切な振る舞いをしなかった。チームには謝罪したよ。10人にして、チームを困らせてしまったからね。もうこういうことがあってはならない」