コンパクトながらカメラとしてほとんどの機能を搭載するパナソニックのLUMIX  TZ30
もうビデオカメラはいらない? デジカメの動画撮影機能を使いこなせ」でも紹介したが、スマートフォンに搭載されているカメラの画質は十分だし、そのままアプリを使って加工やSNSへのアップロードなど、機能としてはデジタルカメラを超えている部分もあって、中にはデジタルカメラを持っていないなんて人もいるのではないだろうか。

もはや、写真撮影にこだわらない人のほとんどは、撮影専用のカメラをわざわざ購入しようという気持ちがあまりなく、ちょっとした撮影ならスマートフォンがあれば十分だと思っている人が大半だろう。

しかし、デジタルカメラの方が撮影に特化しているため、様々な場面で重宝するのも事実。デジタルカメラは1台は持っておいたほうがいい。そこで1台カメラを選ぶとした場合、どんなカメラがおススメか考えてみたい。



趣味だけでなく仕事で使う必要があるなら、カメラとしての機能が高い高性能なカメラを選択するのがおすすめだ。スマートフォンでもとりあえず撮影するには十分だが、もう少し撮影機能が豊富な1台がいい。たとえばコンパクトながら高倍率ズームなど、コンデジでもカメラとしてほとんどの機能を備えた製品がおすすめだ。

■高倍率ズームでビデオ撮影もできるコンパクトデジカメ
現在のデジカメは目的や用途に合わせて様々なカテゴリーの製品が販売されている。一般的に選ばれるカメラなら、上はデジタル一眼レフから、実売価格で1万円を切るようなコンデジなど、数え切れないほどのカテゴリーに合わせ、各社が豊富な製品を投入している。本体カラーやレンズのバリエーションも含めると、実に1000機種程度(2012年12月筆者調べ)も販売されているようだ。

その中で、とりあえず様々な用途に間に合う1台を選ぶのであれば、先日紹介したようにスチルカメラとしての機能を十分に持ち、さらにビデオカメラとしても使える製品だ。

例えば、ソニーのサイバーショットDSC-HX30V、キヤノンのPowerShot SX260 HS、パナソニックのLUMIX TZ30、富士フイルムの FinePix F800EXRなどがそれにあたる。

広角から光学ズームは15倍から20倍、35mm換算で30mm程度から600mm程度まで対応している。このため狭い場所での集合写真や旅行での風景撮影はもちろん、運動会などでの子供のアップまで、様々なシーンを1台で完結できる。

価格は実売で2万円から3万円程度なのでコストパフォーマンスも高い。それぞれのカメラにはビデオカメラ並の動画撮影機能や、高速連写など様々な付加機能がついているため、値段と自分の好みに合った物を選ぶのがいいだろう。

富士フイルム FinePix F800EXR
キヤノン PowerShot SX260 HS
ソニー サイバーショット DSC-HX30V
パナソニック LUMIX TZ30

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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