映画「悪の教典」の特別試写会を途中退席し、「私はこの映画が嫌いです」とコメントしたAKB48の大島優子(24)を、AKB48ファンとして知られる漫画家小林よしのり(59)は2012年11月20日、ブログで擁護した。

小林はファンであることとは無関係だと断った上で、今回の大島に感動したという。大島が騒動を謝罪しながらもブログで「でも、私はあの映画が嫌いです」と再びコメントしたことを「大島はよく言った。そういう正直な感性を失ったら、才能は消えるのだ」と賞賛している。

さらに小林は「悪の教典」の映画内容について、「ストーリィがあまりに単純で、刺激だけ強い。だから不快感だけあって、退屈なのだ」とこき下ろし、三池崇史監督の作品は「つまらんときは、さっぱりつまらん」という。

また大島の言動が話題作りだとするコメントに対し、「AKB48絡みならどんな事件でも、どうせ商売だ、どうせ宣伝だと言う、単純なシニシズムの者たちは相手にしなくていい」、「日本人は嫉妬心が異常に強い民族だ。突出した者は『嫉妬』で引きずりおろしたくなる性質をもつ民族だ」と嫉妬が大島を追い込んでいるという見方を示している。