細貝復帰を熱望するアウクス指揮官「残留の望みがあったのなら全力を尽くしていた」

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 レヴァークーゼンの日本代表MF細貝萌が昨シーズンまでレンタル移籍で所属していたアウクスブルクが、細貝の復帰を望んでいる。ドイツ紙『Augsburger Allgemeine』が伝えた。今シーズンのアウクスブルクの成績はブンデスリーガ第5節を終えた時点で0勝4敗1引き分け。最下位に沈んでいる。

 アウクスブルクの地元紙である同紙は、以前から「中盤の中核だった」と昨シーズンまでの細貝の活躍を評価していたが、さらに「レンタル中の細貝はアウクスブルクで素晴らしいシーズンを過ごしていたが、現在はリザーブ選手だ」と、細貝を連れ戻すべきと主張。

 また、アウクスブルクを率いるマークス・ワインツィアル監督のコメントを掲載。指揮官は、「信じてほしいが、細貝をここに残すチャンスがあったなら、我々は全力を尽くしていた。会長には復帰させてほしいと伝えている。だが、簡単ではないんだ。レヴァークーゼンは彼が必要だと答えるからね」と、細貝の復帰を願っていることを明かしている。

[写真]=原田亮太