ナポリの医務室は、他のセリエAのクラブに比べてかなりひまだ。クラブのメディカルスタッフは、「試合の前の2日は、それを禁じること。それが筋肉の炎症などを防ぐのに不可欠なことだ」と秘訣を語った。

オリンピック期間中にアスリートがおびただしい数の性行為に及んでいるという話が夏に聞かれた。親しくなった後で結果を残すということだが、今は試合前の性行為が良いのか悪いのか、という疑問が生じている。

ナポリの率いるワルテル・マッツァーリ監督が、この話題の主役だ。彼のチームは、他のクラブがうらやむほど負傷が少ない。その秘訣は? ナポリのメディカルスタッフであるアルフォンソ・デ・ニコラが次のように明かした。

「常に決まった時間に食事することだ。食べるものは有機食品で、アルコールを使ってはいけない。必要な時間、しっかり寝ること。筋肉の異常をあまく見ないことだ。各試合の2日前からセックスは禁じている。それは筋肉の炎症を起こさないことにつながる。それが我々のきまりごとだ」

もちろん、健康的な生活は選手として尊重しなければいけない。これらのきまりは、最後の部分を除けば、驚くものでもない。いずれにしても、ロンドン・オリンピックの後でナポリにほとんど負傷者が出ていないのは明確だ。ガゼッタ・デッロ・スポルトが先日出した数字を見ると、ナポリで負傷の犠牲になった選手は、のべ51人。ミランが260、インテルが188、ローマが184だ。マッシミリアーノ・アッレグリ監督、アンドレア・ストラマッチョーニ監督、ズデネク・ゼーマン監督のチームに試合前48時間の性行為を禁じるきまりはあるのだろうか?