『007 スカイフォール』今回もダニエル・クレイグがボンド
 全世界で愛されている世界最長シリーズ作品である「007」シリーズ。昨年11月3日、イギリス・ロンドンで第23作目となる最新作のタイトルが「Skyfall」(原題)と発表された。日本での公開タイトルも『007 スカイフォール』となることが、今回正式に発表された。

 ジェームズ・ボンド役には2006年の『007/カジノ・ロワイヤル』、2008年の『007/慰めの報酬』に続き3度目となるダニエル・クレイグ。監督はシリーズ史上初めてオスカー監督がメガホンをとるサム・メンデス。悪役を演じるのは、こちらもオスカー俳優のハビエル・バルデム。そしてボンドの上司「M」を、お馴染みジュディ・デンチが演じる。注目のボンドガールを演じるのは仏女優ベレニス・マーロウ、英女優ナオミ・ハリス。そのほか、英俳優レイフ・ファインズ、アルバート・フィニーも出演する。プロデューサーはバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン。

 正式発表された概略は簡潔で曖昧にしてあるものの、007の上司でこれまであまりスポットライトを浴びることのなかったMを中心に物語が展開されることが判明。公式発表されたあらすじは以下の通り。

 Mが過去の亡霊に付きまとわれるにつれて、007の忠誠心が試されることになる。MI6が標的にされるなか、007はその脅威を見つけ、破壊しなくてはならない。たとえ、その代償がいかに個人的なものであったとしても

 メンデス監督は、「多くのアクションを含む、歴代ボンド映画のすべての要素」を込めると語った。現在はトルコ・イスタンブールにて快調に撮影中。今回は、ロンドン、スコットランド、上海、などでのロケ撮影が予定されている。

 ショーン・コネリーが初めてボンドを演じたシリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』から生誕50周年という記念すべき年に公開される本作『007スカイフォール』は、10月26日に英国とアイルランドで世界初公開となり、11月9日には米国で公開、日本では12月1日(土)に公開を予定している。

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