17日のフィオレンティーナ戦で３−０と勝利を収めてから一夜。ナポリのワルテル・マッツァーリ監督が試合について振り返った。
 
「私は常にナポリのことを掌握している。その意味で、問題を抱えたことはない。偶然の出来事が違いとなったね。最近の試合ではそれがネガティブに働いていたけど、今回は有利に働いた。パフォーマンスは常に高いレベルだったんだ。それこそが大事なんだよ。軽率さの代償を払うことも多かったが、今では守備も再び立て直している」
 
ナポリはリーグ戦で380分間無失点だ。21日に行われるチェルシーとのチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント１回戦ファーストレグでも、それを保つことが必要となる。
 
「チェルシーはCLに集中しており、選手たちはこういう大きな舞台に慣れている。すごい試合になるだろうね。ラウンドを突破するために、我々はとんでもないことをしなければいけないだろう。ベンチ入り禁止？　辛いよ。間違った決定だ。とにかく、こういう試合では勝手に気合が入るものさ。集中に関して問題はないだろう」
 
イングランドでは、チェルシーのアンドレ・ビラス＝ボアス監督と選手たちの関係が危ういとの声もある。だが、マッツァーリ監督にとっては気にすることではないようだ。
 
「たとえ何かあったとしても、こういう試合ではグループがまとまるものなんだ。監督との関係よりも、全員がラウンドを突破したいと思っているんだしね。カンピオーネというのは常に違いをつくることができるんだよ」