ナポリは13日のセリエＡ第23節で、キエーヴォと敵地で対戦する。シエナとのコッパ・イタリア準決勝ファーストレグで１−２と敗れたことで、ナポリにプレッシャーがかかっていることは明らかだ。それは、ワルテル・マッツァーリ監督の前日コメントからもうかがえる。

「今は何としてでも、プレーが良くなくても、結果を残そうとしなければいけない。我々は少し謙虚さを取り戻さなければならないね。キエーヴォはコンパクトに戦い、カウンターを仕掛けてくるだろう。だからこそ、私はサポーターにお願いしたい。物事がうまくいかないときは、彼ら全体のサポートが必要なんだ」

「選手たちは全力を出しているよ。私にとって大事なのはこれであり、それ以外は関心ない。全般的に、チームは生きている。我々は去年よりゴールを挙げているんだ。チャンピオンズリーグ(CL)で対戦するようなチームほど名門ではないチームたちのことを、無意識に見下してしまった。残念ながら、今年は偶然の出来事が有利に働かないんだ」

「だが、何事もタイミングであり、こういう時期も過ぎるはうずだよ。去年の我々はすべてのチームを相手に死ぬまで戦っていた。今はそういうメンタリティーを取り戻さなければならない。チェルシー戦（21日）のことを考える必要はない。今はリーグでの勝ち点３が大事なんだ」

「ローテーション？　選手たちは全員成長している。これまで出場機会が少なかった一部の選手たちは、ナポリの将来となるだろう。だが、明日の試合では一部変更しなければならない。よりフレッシュな選手たちを起用するだろう」