「ナポリはサン・シーロで良い結果を残した。我々にも多くの問題をもたらしてくるのは確実だ」

チェルシーのアンドレ・ビラス＝ボアス監督が、21日にサン・パオロで行われるナポリとのチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント１回戦ファーストレグに向けこのように話している。チェルシーは週末のプレミアリーグで、マンチェスター・ユナイテッドを相手に３点のリードを守り切れず、３−３で引き分けている。ビラス＝ボアス監督は『ラジオ・マナ・スポーツ』で、次のように語った。

「もはや我々はリーグ戦で遅れを取ってしまっている。我々にはCLとFAカップしか残されていないんだ。決勝トーナメントになれば、どんなことでも起こり得る。より優れた組織を持つチームが常に勝ち抜けるというわけじゃないんだ」

「我々はナポリと対戦する。あらゆることがあり得るだろう。それは、CSKAモスクワと対戦するレアル・マドリーや、レヴァークーゼンと対戦するバルセロナにとっても同じだ。大事なのは、ファーストレグでもセカンドレグでも勝利を目指すことだよ。この大会はいつだって予測不可能だけどね」

ビラス＝ボアス監督はナポリのパフォーマンスについて、こう続けている。

「ミランとの試合を少し見た。サン・シーロで０−０というのは、ナポリにとって良い結果だったね。美しい試合だった。全体的に、ナポリはすごく縦に出るチームだ。とても直接的で、よく組織されている。彼らが我々に多くの問題をもたらすはずだと確信しているよ。最も厳しいグループリーグで、彼らはすでにそれをやってきたからだ。簡単な勝負にならないことは確かだね」