ナポリは１日のセリエＡ第21節でチェゼーナと対戦し、ホームでの一戦をスコアレスドローで終えている。ワルテル・マッツァーリ監督は試合後、落胆をあらわにした。

「最後の（ゴラン・）パンデフのゴールは明らかなものだった。何もなかったんだ。主審が何を見て取り消したのか、分からないね。今夜もまた、我々はこの最後のジャッジによって、勝ち点２を失うことになった。彼のレフェリングは完全に間違っていたよ」

「だが、我々が判定ミスの被害を受けるのは初めてじゃない。我々はいつもしっかりと黙っていたが、もう十分だ。こういうエピソードは勝ち点につながるんだよ。今日は審判のせいで勝ち点２を失い、審判のせいでここ３試合では勝ち点５を失った」

「今日も我々は素晴らしい試合をしたんだ。６、７度のチャンスをつくった。だが、試合ではこういうエピソードが響くもので、今日は主審がすべてを間違って判断し、大きく結果を左右してしまった」

アウレリオ・デ・ラウレンティス会長も次のように述べ、審判の問題を指摘している。

「マッツァーリは正しいと思う。監督は身をさらし、責任を負って、それでいつも勝ち点を持っていかれるのを目にするなんて、深刻なことだ。それに、勝ち点５というのは小さくない。私も判定ミスに反応したことはなかったが、審判たちに説明してもらうのが正しいことだろう。彼らだって表に出るべきだ」

「審判選定委委員長に提案したい。まず、もはや審判４人制では前進できない。一人や２人の責任にすることはできないからだ。欧州の舞台ではすでに６人制がある。一人だけに重荷を負わせることを避けよう。パンデフのゴールはオフサイドとされたが、オフサイドはなかった。次に、試合後に審判たちが監督にすべてを説明することを求めたい」