ナポリは29日のセリエＡ第20節で、ジェノアに２−３と敗北を喫した。ワルテル・マッツァーリ監督は試合後、イタリア『スカイ・スポーツ』で、次のようにゲームを分析している。

「我々の後半は素晴らしかった。いろいろなエピソードを別にして、ね。それに、相手の３点目の場面では主審のミスもあったんだ。前半はジェノアの方がウチよりも具体的だった。ウチは残念ながら、最初の20分間を間違えたんだ。調子が上がるまでに30分かけてしまった。それでこれほど難しい試合になったんだ。引き分けることもできた。おそらく、我々はドローに値したはずだ」

一方、勝ったジェノアのパスクアーレ・マリーノ監督は、「素晴らしい試合だった。我々は勝利にふさわしかったね。残念なのは、たった２分間で、試合がどうなるか分からなくさせてしまったことだ。交代を余儀なくされて、その２分間に２失点してしまった」と話している。

また、マリーノ監督はFWロドリゴ・パラシオとFWアルベルト・ジラルディーノのコンビについて、次のように続けている。前者は２得点を挙げ、後者はチームの２点目を決めるとともに、アシストを記録した。

「彼らが一緒にプレーしたこの３試合で、ジェノアは９ゴールをマークした。（ボスコ・）ヤンコビッチや（ジュゼッペ・）スクッリからうまくサポートしてもらえれば、彼らはこうやってうまく続けていけるだろう。相手がナポリだったことも忘れてはいけないよ」