ナポリFWエディンソン・カバーニは、25日のコッパ・イタリア準々決勝インテル戦で２ゴールを記録し、今季の得点数を17とした。リーグ戦で11ゴール、チャンピオンズリーグ（CL）で４ゴール、そしてコッパ・イタリアで２ゴールだ。

昨季、セリエＡで26ゴールを記録し、ウディネーゼFWアントニオ・ディ・ナターレに次いで得点王争いで２位となったカバーニ。25日の２得点で、彼はまた重要な数字を残したことになる。ナポリでの通算得点数を51としたのだ。わずか１年半での記録となる。また、カバーニのナポリでのドッピエッタはすでに９回目。ハットトリックも５回ある。

だが、カバーニは数字だけではなく、何かを勝ち取りたいと願っている。昨夏、彼はウルグアイ代表でコパ・アメリカを制し、トロフィーを掲げる意味を知った。だが、オスカル・タバレス監督の下での彼は、決して舞台の中央にはいなかったのだ。

カバーニ「何か重要なものを手に入れるために戦いたい。僕らはこのトロフィーを獲得できる」と、主役としてタイトルを獲得したいと願っている。

カバーニの代理人であるクラウディオ・アネッルッチ氏は26日、『ラジオCRC』に対し、「オファーがあれば、ナポリは検討するだろう。今はマーケットについて話したくないがね」と、同選手のナポリでの今後に影を落とす発言をしている。だが、カバーニ本人は「僕が考えているのはナポリのことだけだ。僕を信じてくれたクラブなんだよ」と語った。

一方、ナポリのワルテル・マッツァーリ監督は、CLで２試合のベンチ入り禁止と3000ユーロ（約30万円）の罰金処分を科された。UEFA規律委員会が決定している。同監督は昨年12月７日のCLグループリーグ最終節で、54分にボールがタッチラインを割った際に時間稼ぎをしていたビジャレアルFWニウマールと突き飛ばし、反スポーツマン行為で退席処分となっていた。