ナポリは16日のセリエＡ第18節で、ボローニャをホームに迎える。ワルテル・マッツァーリ監督はボローニャを過小評価しておらず、選手たちに６得点を奪って勝利した前々節ジェノア戦や、３ゴールで勝利した前節パレルモ戦と同じパフォーマンスを求めている。

「ジェノア戦のようなナポリを見たい。最初からアグレッシブで、断固とした姿勢を持ってもらいたいんだ。その意味で、選手たちに責任を負わせたよ。難しい相手だし、向こうの監督は去年、キエーヴォを率いて我々を２度下しているんだからね」

「我々は１試合ずつ考えていかなければならない。セリエＡにおける罠は分かっている。自分たちのやり方でこの一戦を読まなければいけない。最近の試合では守備がやられていない。これは私も気に入っている。リーグ戦での挽回を続けるために、そういう要素を取り戻していかなければならないんだ」

ここ３試合で３ゴールのFWゴラン・パンデフが、再び大きな貢献をするはずだ。

「ほかの全選手と同じように、彼も重要な選手だよ。ここではそれぞれが自分のやるべき役割を分かっている。終わった選手とも言われていたが、彼がこういったコンディションにあるのは、私にとって誇らしいことだ」

パンデフの先発起用が見込まれる一方で、新戦力のFWエドゥアルド・バルガスはベンチに座るだろう。

「彼には重要な技術的価値がある。自分の国でうまくやってきて、今はやるべき動きを理解しなければいけないんだ。私は、今年の彼が手を貸してくれるはずだと確信しているよ。ただ、何よりも将来的にそうしてくれると思っている」

一方、マッツァーリ監督は自らの今後について、次のように話している。

「契約の話はあまりしたくないね。私の契約が切れるのは2013年だ。それを全うしようと思っている。今は、国内外でナポリがやっていることが注目されていると知っている。それは誇りに感じるよ。ここではすべてが最高にうまくいっている。見事に調和しているんだ」