ナポリは12日のコッパ・イタリア５回戦で、チェゼーナに２−１と勝利を収めた。先制されたナポリはFWエディンソン・カバーニのゴールで追い付くと、終盤のFWゴラン・パンデフのFKで逆転勝利している。

ナポリは予想以上にチェゼーナに苦しみ、新戦力のエドゥアルド・バルガスはなじめずにいた。ワルテル・マッツァーリ監督は試合後、『RAI』で「私にとって、今日の試合は考えるきっかけとなる。バルガスをあまりに早く起用したのは間違っていた。私も熱にかられてしまったよ」とコメント。次のように続けた。

「私のレベルの監督というのは、選手たちを起用するのは、その選手が溶け込んでからでなければいけない。私の責任だ。だが、ラウンドを突破したことには満足しているよ。このコッパは重要な大会なんだ。我々は成長を目指しており、大きなことを望むチームは、すべてのコンペティションで全力を尽くさなければならない」

一方、FWエセキエル・ラベッシの代理人であるアレハンドロ・マッツォーニ氏は、『ラジオ・キス・キス』に対し、「ポチョ（ラベッシ）はマーケットに出ていない。バルガスの加入が彼の退団につながるわけではないよ。まったく事実じゃない。ラベッシは2015年までの契約を結んでいる。これから、ナポリとその全選手にとってあまりに大事な６カ月があるんだ」と語った。