新たにナポリへ加入したFWエドゥアルド・バルガスが９日、お披露目に臨んだ。同選手は「僕がここへ来たのは、サポーターがインターネットで見たことをするためだ。つまり、ゴールを決めるためだよ」と話している。

小声で話すＥ・バルガスだが、メディアと話すことに問題はないようだ。その発言にはいくつか興味深いコメントが含まれている。

「（アレクシス・）サンチェスとの比較には少しうんざりしてきている。僕のあだ名は『エドゥ』だけだ。背番号は17が良かったんだけど、残念ながらその番号（をつけること）は不可能だった。僕のための歌というのも聞いたんだけど、理解できなかったよ。イタリアの音楽も勉強していくね」

Ｅ・バルガスはこれから、ワルテル・マッツァーリ監督が選手に求める動きを学ばなければいけない。

「昨日のパレルモ戦で、監督からはストライカーたちの動きを見ておくように言われた。特に僕が気に入ったのは、そのストライカーたちだよ。たくさんのゴールチャンスをつくったからね」

デビュー戦は12日に行われるコッパ・イタリアのチェゼーナ戦になる可能性がある。

「ほぼ準備はできている。時差の問題だけだね。僕が好きなポジションは、右アタッカーだ。スピードがあり、ボールを持っていようがいまいが、マークを外すのがうまい選手だよ」

Ｅ・バルガスはナポリの歓迎ぶりに感銘を受けたようだ。

「まだあまり出かけていないから、街のことはよく知らない。でも、とても美しい街だと思う。たくさんのオファーがあったけど、ナポリが力強く僕のことを求めてくれたから、ナポリを選んだ。僕はすべてに勝つためにここへ来た。そのためにチームがつくられている」

環境への適応はすでに始めているようだ。

「南米出身のチームメートたちとたくさん話している。彼らがプレーシステムを説明してくれているよ。早く適応するための秘訣もね」