日本全国100組を超える“ご当地アイドル”。今年、その日本一に輝いたのは、歌もダンスもパーフェクト、広島の女子大生3人組「まなみのりさ」

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 アイドル戦国時代と言われる昨今、東京・大阪などの首都圏ではなく“地方”を中心に活動をする「ご当地アイドル」が次々と誕生している。その数は、北海道から沖縄まで100組を越えると言われているほど。

 そんなご当地アイドルの日本一を決める戦い「U.M.U(アンダー・メジャー・ユニット)アワード2011」が、27日(火)、東京・新宿安田生命ホールで行なわれ、Perfumeを輩出したアクターズスクール広島に所属するまなみ・みのり・りさの3人組「まなみのりさ」が日本一に輝いた。

 この日行なわれた最終決戦に参加したのは、北海道エリア代表のフルーティー(北海道)、東北エリア代表のりんご娘(青森)、中部エリア代表のY.O.Y(新潟)、関東エリア代表のCANDY GO! GO!(東京)、東海エリア代表のOS★U(愛知)、近畿エリア代表のOSAKA 翔 GANGS(大阪)、中国・四国エリア代表のまなみのりさ(広島)、九州・沖縄エリア代表のS★UTHERN CROSS(鹿児島)の8組と、敗者復活枠で選出されたとちおとめ25(栃木)、Mary Angel(大阪)の計10組。

 笛や太鼓で地元・弘前のねぷた祭りを見せてくれたりんご娘や、メンバーのかけ声でファンが会場を左右に動くMary Angelなど、地方アイドルらしい戦いになった「U.M.Uアワード」。彼女たちを応援するファンも各地から集まり、会場はさながら甲子園のよう。そんななか優勝した「まなみのりさ」は、結成されて5年、地方アイドルウオッチャーの間ではかなり有名な存在で、3人の息が合ったキレのあるダンス、しっかりした歌唱力など、他のアイドルを上回るガチのパフォーマンスを見せてくれた。

 終演後に行なわれた会見では、「地元では見たことない!」と言うほどのカメラの多さにビックリしながらも、りさは「コンテストに出るのは初めて。自分たちの力を試せるということで5年間の想いをぶつけました」と今回のパフォーマンスについて振り返った。3人が目標とする先輩のPerfumeについてまなみは「人柄がよくて、そういう風に私たちもなりたい」と話し、みのりは「広島にライブを見に来て欲しい。待ってるけんね」と広島弁でアピールした。

 今回のステージで歌った『ドレみそ☆ロック』は地元味噌メーカーとのタイアップソング。さらには先日、広島県のPRをする「ひろしま清盛美少女隊」に選ばれるなど、注目度も急上昇中の「まなみのりさ」。ご当地アイドル日本一という肩書きを引っさげ、2012年、アイドル戦国時代にまた新たな風を吹かせてくれそうだ。

(取材・文・撮影/関根弘康)

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