ナポリは11日のセリエＡ第15節で、ノヴァーラと敵地で１−１と引き分けた。チャンピオンズリーグ（CL）で決勝トーナメント進出を決めたナポリだが、リーグ戦ではブレーキを余儀なくされ、首位はさらに遠のいている。だが、ワルテル・マッツァーリ監督は『スカイ』で、次のように語った。

「あらゆることが起こり得る。まだ試合はたくさんあるんだ。連勝するかもしれないし、さらに悪くなっていくかもしれない。今はCLがないから、（次節）ローマ戦に向けてエネルギーを取り戻したい。生まれ変わり、謙虚に戻ることが必要だ。そうでなければ、無様な終末を迎えるかもしれない」

また、CL中断で指揮官は「ようやく練習に戻れる」とコメント。この日の試合については、いずれにしても満足していると語った。

「失点をしてからの反撃が素晴らしかった。我々は良い試合をしたよ。簡単ではなかった。ノヴァーラは我々の出方を待ち、スペースをかなり閉ざしていたね。先に均衡を破る必要があった。そうすれば、もっとスペースができていただろう」

人工芝のピッチによってボールの動きが速かったことも影響したようだ。

「我々は切れを欠いた。CLや移動で少し疲労もあったんだ。ゴール前でのずるさが少し足りなかったね。残念だ。ビッグチャンスから先制点を奪っていれば、別の試合になっていたはずだよ」