ナポリは７日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ最終節で、ビジャレアルに敵地で２−０と勝利し、グループ２位での決勝トーナメント進出を果たした。先制点を挙げたMFギョクハン・インレルは試合後、次のように話している。

「簡単ではなかった。前半の僕らはナーバスだったね。それから僕のシュートが決まり、均衡が崩れた。僕の初ゴールはすべてのサポーターに捧げるよ。彼らは長いこと待っていたんだ。僕らはグループリーグ突破にふさわしかった」

「決勝トーナメント１回戦での相手？　それは重要じゃない。今はリーグ戦に集中だ。それから、どこと当たるのかを見てみよう」

一方、２点目を決めたMFマレク・ハムシクは、「バルセロナとレアル（・マドリー）は嫌だね」とコメント。また、ナポリに戻ったときのお祭り騒ぎを楽しみにしているようで、「とても満足しているよ。すでにカポディキーノ（空港）で何が待っているか、想像しているくらいだ」と語った。試合については、次のように続けている。

「バランスを失ってはいけなかった。均衡を破らなければいけなかっただけだ。ギョクハンのファンタスティックなゴールが決まったね。前半の僕らは多くをつくれなかった。ポチョ（エセキエル・ラベッシ）やクリスティアン（・マッジョ）に対する２つのファウルがあったんだけど…。でも、それから得点を挙げ、そこからはすべてが簡単だった」

また、リーグ戦について、ハムシクはこう話している。

「CLが少し影響してきた。でも、後ろを振り返っていてはいけない。僕らは勝ち点４を失った。ユヴェントス戦での２ポイントと、ラツィオ戦での２ポイントだ」