ナポリは26日のセリエＡ第13節で、アタランタと敵地で１−１と引き分けている。ナポリのワルテル・マッツァーリ監督は試合後、「今日は危険になり得る試合だった。我々は具体性がなかったよ」と、チームの落ち度を認めた。

だが、終了直前のロスタイムに同点弾を奪うという展開だったにもかかわらず、マッツァーリ監督はチームのパフォーマンスに満足しているとも語った。

「選手たちはよくやったよ。我々は後半に２度ほど軽率なことをしてしまっただけだ。その代償が高くつくことになった」

一方、先発出場したFWゴラン・パンデフについては、このように話している。

「彼を交代させるのはもう少し待った方が良かったかもしれないね。まだチームの役に立てたかもしれない。（不満を示した）彼が正しかったかもしれないよ。直前に状態を尋ねていたんだ。ベンチには（エセキエル・）ラベッシがいた。少し悩んでいたんだ」

対するアタランタのステファノ・コラントゥオーノ監督は、終了直前のFWエディンソン・カバーニのゴールで勝ち点を落とすことになり、落胆を表している。

「すごく悔しいよ。アタランタの方が上回っていた。我々は素晴らしい試合をしたんだ。だからこそ残念だよ。パーフェクトな試合だった。ゴールシーンでカバーニはオフサイドじゃなかった。我々が何かミスをしたということだ」

先制点を挙げたFWヘルマン・デニスを交代させたことについて、コラントゥオーノ監督は「かなりの力を使っていたからだ。ナポリががむしゃらに同点を狙ったのは普通のことだよ。残念だ」と語った。