R・マドリードのコエントラン獲得を狙うマンC、テベスとの交換トレードを提案か

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 マンチェスター・Cが、レアル・マドリードのポルトガル代表DFファビオ・コエントラン獲得に向け、アルゼンチン代表FWカルロス・テベスとの交換トレードを提案した可能性があることが、英国のフットボール専門サイト『Footylatest』によって報じられた。

 9月27日に行われたチャンピオンズリーグ・グループリーグ第2節のバイエルン戦で途中出場を拒否したとされているテベスは、それが原因で科された謹慎処分が明けた後も練習を無断欠席するなど、もはやクラブとの関係修復は難しいと見られている。この状況を踏まえたマンチェスター・Cは、既にテベスの放出先を探し始めていると報じられている。

 一方、マンチェスター・Cには現在、サイドバックとしてはセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフおよびフランス代表DFガエル・クリシー、ウィンガーとしてはイングランド代表FWアダム・ジョンソンがおり、左利きのサイドのスペシャリストは十分に足りている。だが、ロベルト・マンチーニ監督は、左サイド以外にも複数のポジションでプレーできるコエントランに強い興味を示しているという。そして、マンチーニ監督からのコエントラン獲得希望を受けたクラブは、これまで何度もレアル・マドリードの補強候補に名前が挙がった経緯のあるテベスを、格好のトレード要員に見立てた模様だ。

 とはいえ、コエントランのポリバレントな能力を高く評価しているのは、レアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督も同じで、逆にテベスの市場評価は、マンチェスター・Cと騒動を起こしたこともあり以前より大きく下がっている。したがって、レアル・マドリードがマンチェスター・Cからのオファーに首を縦に振る可能性は極めて低いと言えるだろう

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