22日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5節で、マンチェスター・シティはナポリに1−2と敗北を喫した。英紙『タイムズ』はこの一戦を、「チャンネル5への降格の不名誉」と伝えた。『チャンネル5』はヨーロッパリーグを放送している放送局だ。

ロベルト・マンチーニ監督は『サン』で、決勝トーナメント進出の可能性が30%だとしている。だが『デイリー・エクスプレス』は奇跡が必要だと主張した。なお、マンチーニ監督はナポリに許した2ゴールについて、『ミラー』で「おろかな2ゴールを食らってしまった」と怒りを表している。

確かに、12月7日の最終節で、ビジャレアルが少なくともナポリと引き分け、マンCがすでにグループリーグ突破を決めたバイエルン・ミュンヘンを下すことは、簡単な快挙ではない。『デイリー・メール』のマーティン・サムエル記者は、マンCが「ヨーロッパでは見かけ倒し」だと厳しく批判し、『ミラー』は「カネだけで成功を保証することはできない」ことが示されたと報じた。

『テレグラフ・スポーツ』は、ナポリが「マンチーニのチームをビビらせた」と称え、『デイリー・メール』は2得点を挙げたFWエディンソン・カバーニが「真のハートブレーカー」だと伝えている。これは、マンCのGKジョー・ハートの名前をもじったものだ。

熱がある中でプレーしたFWマリオ・バロテッリは、一時同点となるゴールを決めたおかげで、ほぼすべての主要な写真に登場している。だが、彼にとってもチーム同様に、イタリアのスタジアムへの帰還は「フラストレーションがたまるもの(『テレグラフ』)」となった。試合前に恋人と食べたピッツァは、彼の胃にまだ残っているのかもしれない。