ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、クリスマスの中断期間にチームをUAEへ連れていきたいようだ。同会長は10日、次のように明かしている。

「今朝、ファビオ・カンナヴァーロと話をした。彼に、UAEでの我々の親善大使になってくれないかと頼んだよ。クリスマス時期のどこかで、ドバイとドーハ、アブダビで過ごすことができるかどうかを聞いた。あちらに選手たちと家族を連れていき、親善試合がやれないか、とね」

Ｆ・カンナヴァーロ氏との電話は友好的なものだったようだ。デ・ラウレンティス会長は次のように続けている。

「ファビオには、弟のパオロがナポリでの道のりを続けなければいけないから、彼にはポストがなかったということを説明した。だが今では、ファビオが国際的な役割でクラブに入ることも可能かもしれない」

また、デ・ラウレンティス会長は延期になったユヴェントス戦について、このように話している。

「残念ながら当局を批判したがる者がいる。（ユヴェントスのアンドレア・）アニェッリ会長や（アントニオ・）コンテ監督の仕事は称賛しているよ。だが、ナポリはどのチームと戦うことも恐れてはいない。緊急事態で警備がほかのことに従事している中で、サッカーの試合を開催すべきだなど、そうやって考えられるだけでも耐えられないことだ」