悪天候のために延期されたセリエＡ第11節、ジェノア対インテルの一戦は、12月13日に開催されることとなったようだ。ジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長が７日、リーグ会議の終了後、次のように明かしている。

「我々には欧州カップ戦との兼ね合いという問題がない。水曜（12月14日）がヨーロッパリーグ開催の日であることから、火曜（13日）に試合をすることを受け入れた。我々は金曜の時点（４日）で、死者が出た以上はプレーすべきではないと言い、インテルも同意してくれた」

なお、ジェノア対インテル戦の収益は、洪水の被害に見舞われたジェノヴァに寄付されるという。インテルのエルネスト・パオリッロ代表取締役が明かしている。

一方、同じく悪天候で延期されたナポリ対ユヴェントス戦は、11月29日（火）に開催されることとなった。新日程をめぐって両クラブが意見を違えていたが、ユヴェントスの要求がとおった形だ。ナポリは当初、12月14日の開催を考えていた。

また、今回の日程変更により、そのほかの一部日程も修正されている。アタランタ対ナポリは11月26日、ラツィオ対ノヴァーラは12月５日、シエナ対ジェノアとインテル対フィオレンティーナは、それぞれ12月10日に開催されることとなっている。