米国の生活情報サイト「CNNGO」は22日、「世界で最も美味しい食べ物TOP50」を発表した。1位はタイのイスラム風カレー「マッサマン・カレー」で、日中韓3カ国を見ると日本料理の「寿司」が4位に、中国料理の「北京ダック」が5位にランクインしたが、韓国料理は1種も選ばれなかった。

 この結果について、韓国のブロガーたちはさまざまな意見を寄せている。韓国人ブロガーのマル(ハンドルネーム)さんは、韓国料理の良さを米国人はまったく理解していないと指摘した。

 マルさんによると、韓国の評論家たちは韓国料理がランキングに1種も選ばれなかったことから、政府の『韓食の世界化』政策を批判しているという。しかしマルさんは、「深さのある韓国料理は米国人には理解しにくい料理だ」と述べ、米国人の好みでランク付けされたランキングは、あまり意味がないものだと主張した。

 一方、LUNARWOLF(ハンドルネーム)さんは、ランキングは正しい評価だと述べた。「私は韓国人だが、海外旅行や留学を通じてさまざまな海外文化と触れたことで、今では韓国料理にあまり魅力を感じなくなった」と告白した。

 LUNARWOLFさんは、2年間のタイ生活で、1度もキムチを食べたいと思わなかったとし、韓国人なら誰もが好きなプルコギ、キムチ、カルビなどもお腹が空いているから食べるだけのことだと主張。ランキング1位だったマッサマン・カレーについて「私もこれを選ぶ」と述べた。

 「多くの韓国人は私の意見を不快に思うだろう」としながらも、「私の個人的な嗜好と、ランキングの結果はほぼ一致する」と語った。(編集担当:新川悠)