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 映画『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』が全米で5月26日より3,615館で公開され、初日の全体の興行収入が31,700,000ドル(約25億円)を記録し、コメディ映画(R指定映画中)史上最高のオープニング新記録を樹立した。

 本作は、2009年に公開された『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』に続くシリーズ2作目。前作では、結婚式前日に、独身最後のパーティを男同士で実施したところ、翌朝、花婿が消えていた。そして、二日酔いの頭を抱えながらわずかに残る記憶を頼りに花婿の捜索をするという展開だった。今作も酷い二日酔いで事件が始まる。目が覚めると、新郎の顔には刺青が入っており、何故か花嫁の弟は消え、代わりにベストを着たサルがいるというメチャメチャな状態になっている。懲りない面々は、無事に結婚式に間に合うのか――。

 前作の大ヒットに続いて、今作もコメディ映画史上で新記録を出すという最高のスタートを切ったのだが、記録はこれだけではなかった。2D公開作品としては2011年度最高のオープニング成績を記録。さらに、公開4日間で興行収入118,090,000ドル(約94億円)。超話題作の『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』でも5日間かかった1億ドル突破を、たった4日間で成し遂げたのだ。

 出演するサルに喫煙させたことが原因で、動物愛護団体PETAから怒られたり、刺青の件でマイク・タイソンから訴訟を起こされたりなど、様々なトラブルで話題を呼んでいる本作。トラブルだけではなく、記録でも世を騒がせることになりそうだ。

 日本では、7月1日(金)、丸の内ピカデリーほかで全国ロードショーとなる。全米のハングオーバー旋風は、さらに日本でも風を強めるのだろうか。気になるところである。

■映画『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』予告