韓国から養子縁組で米国に渡った児童が2010年だけで863人にのぼることが明らかになった。韓国メディアは「韓国はいまだに児童輸出国」、「恥ずかしい世界4位」などと伝えた。

 米国務省が1月31日に発表した「2010年国際養子縁組に関する報告書」によると、2010年世界各国から養子縁組で米国に渡った児童は95年以来最少となる1万1059人で、前年比で13%減少した。なお、ハイチ地震で引き取った1100人の孤児は含まれていない。

 国別からみると、中国がもっとも多い3401人で、エチオピア、ロシアがそれぞれ第2位と第3位だった。韓国は863人の児童を米国に養子として送り出しており、第4位だった。ただ、国別の人口比で考えると韓国がもっとも多い計算になる。

 韓国から養子縁組で米国に渡った児童は1999年の2008人から徐々に減少し、07年に初めて1000人を下回った。大幅な減少を遂げたが、99年から08年までの10年間で合計1万5967人の韓国人児童が米国に養子に出された。10年の863人はこの10年間でもっとも少なかったが、世界的に見れば依然として多い水準だ。

 韓国メディアは「韓国は米国に800人以上の児童を養子として出し、児童輸出国という不名誉を記録した」、「1年で863人、恥じるべき世界4位」などと伝えた。(編集担当:金志秀)



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