セルビア代表が、ラドミル・アンティッチ監督と袂を分かち、後任にウラディミル・ペトロヴィッチ氏を任命したことが明らかになった。

過去にレアル・マドリー、アトレティコ・マドリー、バルセロナなどで監督を務めたアンティッチ監督は、セルビア代表を率いて今夏のW杯南アフリカ大会に出場、グループリーグで敗退したが、セルビアサッカー連盟の支持を受けて続投が決まっていた。

しかし、Ｗ杯中に主審を侮辱したとして４試合のベンチ入り停止処分を受けているため、すでに始まったユーロ2012予選２試合で、チームは監督不在のまま戦い、初戦のフェロー諸島戦には勝利したものの、スロヴェニア戦は引き分けた。これにより、サッカー連盟は、「監督がスタンドで指揮を執るのは無理がある」と決断、元アーセナルストライカーのペトロヴィッチ監督へ代表チームを委ねる道を選択した。

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