インテル、チェルシー破って4季ぶり8強/CL
16日に行われたCL決勝トーナメント1回戦のセカンドレグで、インテルがアウェイでチェルシーを1−0で下し、2試合合計3−1で4シーズンぶりにベスト8に名乗りを上げた。

ホームで先勝しているインテルはスタンフォードブリッジでも立ち上がりから主導権を握ると、ルシオ、サミュエル率いるディフェンス陣がチェルシーの攻撃を封じ込めることに成功。チャンスと見ればエトー、ミリト、パンデフの攻撃陣がチェルシー陣内に攻め込み、79分にはスナイデルのスルーパスに抜け出たエトーがネットを揺らして、ついに先制。古巣対決で注目されたジョゼ・モウリーニョ監督は一瞬ベンチを飛び出したが、ゴールを祝うことはしないと宣言したのを思い出したのかすぐにベンチに戻る。
チェルシーはこれで最低でも2点が必要になったが、86分にはドログバがモッタへのファウルで一発退場となって万事休す。
勝利を確信したモウリーニョ監督は、ロスタイムには選手通路に向かい、そこで主審の終了の笛を見届けた。

◇チェルシー 0−1 インテル
[得点] 78分:エトー
2試合合計3−1でインテル