南アフリカ・ワールドカップのグループリーグ組み合わせ抽選会が4日に行われた。強豪国の代表監督たちは、結果を受けて次のようにコメントしている。

ファビオ・カペッロ(イングランド):
「バランスのとれたグループだ。我々はすでにアメリカやスロベニア相手に苦しんだことがある。アルジェリアにも気をつけなければいけない。もっとも難しい試合は初戦のアメリカ戦だろう」

ドゥンガ(ブラジル):
「イタリアはパラグアイに気をつけた方が良い。イタリアのグループはそれほど簡単じゃないよ。パラグアイはとても堅固なチームで、予選で非常に良かった。イタリアは注意しなければいけないね。(ブラジルとイタリアで決勝戦?)すべてのチームと対戦しなければいけない。どこも偉大なチームだ。優勝したければ、どこのチームにも敬意を払わなければいけない」

カルロス・ケイロス(ポルトガル):
「難しいグループだ。だが、我々にも注目すべきだね。ブラジルをどうやって止めるか? 彼らに合わせるのではなく、我々のプレーをするよ」

ビセンテ・デル・ボスケ(スペイン):
「文句を言うことはできないし、すべてが正しい方向へ向かったということを隠すこともできないね。今はできるだけ良い形でグループリーグを戦うよう、準備していかなければいけない。我々が優勝候補なのは、良いプレーをしてもあまり勝てなかったスペインという伝統を打ち破っているからだ」

レイモン・ドメネク(フランス):
「気持ちが軽くなったか? それは試合が終わってからじゃないとね。かなりバランスのとれた結果だ。我々は開催国と対戦する。これは決して簡単な任務ではない。アウェーとして戦うのは簡単じゃないんだよ」