ユベントスを相手に先制ゴールを奪ったインテルのFWマリオ・バロテッリ。この試合の主役のひとりである彼が、試合後に「SKY」のインタビューに応じた。

「選手には、この試合で披露したようなプレーが求められていたんだ。実際、ピッチでいいプレーができたと思っている。しかし最後の最後で気が緩んだのか、失点という代償を払うことになってしまった。ユーベが勝利に対する意欲や根性を見せることは分かっていた。それにセットプレーに強いことも試合前から分かっていたけど、防ぐことができなかった」

試合中にイエローカードを受けたバロテッリだが、試合後にモウリーニョ監督からも“警告”を受けている。苛立ちながらプレーしていたからだ。

「いつも挑発に乗るわけじゃないけど、相手選手も僕の性格を知っているから、苛立たせるような挑発行為を仕掛けてくるんだ。この点を改善しないといけないのは、僕もよく理解しているよ」

バロテッリには、モウリーニョ監督をはじめチームメイトが救いの手を差し伸べているという。

「チームメイトはいつもよくしてくれる。僕も含め全員、チームがうまく機能するにはどうすればいいのか考えているからね。もし誰かが脱線してしまっても、みんなが一丸となって仲間の輪の中に押し戻すんだ」


ユベントス 1−1 インテル

得点者:ユ=グリゲラ(91分) イ=バロテッリ(64分)

ユベントス(4−4−2):ブッフォン;グリゲラ、レグロッターリエ、キエッリーニ、モリナーロ(63分デ・チェリエ);マルキオンニ(74分トレゼゲ)、チアゴ、ポウルセン、ネドベド;ヤクインタ、デル・ピエロ(80分ジョビンコ)
(控え:キメンティ、メルベリ、クネゼビッチ、ゼビナ) 監督:ラニエリ
退場:チアゴ(75分) 警告:レグロッターリエ、ポウルセン

インテル(4−1−4−1):J・セーザル;サネッティ、コルドバ、サムエル、キブ;カンビアッソ;フィーゴ(87分クルス)、スタンコビッチ、ムンタリ(76分ブルディッソ)、バロテッリ(76分ヴィエラ);イブラヒモビッチ
(控え:トルド、マテラッツィ、サントン、マクスウェル) 監督:モウリーニョ
警告:フィーゴ、バロテッリ