イングランド代表FWジャーメイン・デフォー(26歳)がポーツマスから古巣のトッテナムに移籍することになった、とロンドンのクラブが6日に発表した。

 双方のクラブ幹部が先週末から交渉を重ね、ついに1500万ポンド(約20億4700万円)前後と見られる移籍金額で合意、契約は5年間で、あとはメディカルチェックを残すだけになった。

 ハリー・レドナップ監督は、ポーツマスを率いていた昨冬の移籍市場でデフォーを獲得したが、2カ月前にトッテナムの監督に転じ、以降、デフォーの古巣への復帰がささやかれていた。

 レドナップ監督は、「もし私がポーツマスの監督だったら、トッテナムがいくら言ってきても彼を売却することはなかったろう」と話し、デフォーを再び指導できることを歓迎した。

 同監督はこの冬の補強で、ストライカーと左サイドハーフの獲得を目指しており、ミドルズブラのスチュワート・ダウニングが次のターゲットとなっている。