【トレビアン】邦楽カバーならおまかせ！ スコット・マーフィーインタビュー
2006年11月にインディーズより発売されたファースト『Guilty Pleasures（ギルティ プレジャーズ）』は20万枚を売り上げ、2008年7月にユニバーサルミュージックから発売された『Guilty Pleasures II』はオリコンのアルバムランキング20位を記録。
『サマーソニック』や数々のテレビ出演を果たし日本で活動する彼、今回12月3日に最新アルバム『Guilty Pleasures 3』を発売するということで、トレビアンニュース記者は単独取材を決行。
スコット バンド活動で日本に来ていたんですよ。
記者 何故日本で活動しようと思ったのですか？
スコット 難しい質問……。最初は日本に沢山友達ができて、日本食も美味しいし。それで、八ヶ月後に日本でツアーがあるっていうから、日本の友達と話せるようになりたくて、その時ときまでに真面目に日本語を勉強したんだ。
記者 なるほど、日本が好きだったんですね。
スコット そうなんだよ。ただ、2年前にバンドが解散しちゃって「どうしようかな？」っていう時に、「好きなJ-POPをカバーしようかな」と思ってアルバムを出したんだ。
記者 日本に来て、最初に感動したことって何ですか？
スコット 日本らしい、寺とかかな。あとツアーの時にアンプの設定をみんなメモってるのがすごい。みんな仕事熱心なんだなぁ、と思った。日本人は何をしても細かいし、覚えようと必死。ちゃんと仕事している。あと、日本のお店はサービスが良いね。
記者 逆に、日本に来てガッカリしたことってありますか？
スコット 朝、シリアルを食べられないことかな。あと、コーヒーが美味しくない。
記者 アメリカと日本とで、コーヒーの味は違うんですか！
スコット 違うよ。あと、ノンカフェインも無いし。
記者 最初に聴いた日本の曲は？
スコット CD屋でスピッツやサザンのCDを買って聴きました。あとは宇多田ヒカルとか椎名林檎かな。
記者 日本の曲って、日本語が分からなくても楽しいんですか？
スコット うん、楽しいよ。とりあえず、日本語で歌ってみるの。あと、日本の曲は新鮮だしね。それで気に入った曲があったら、アマゾンで買ってみるのね。すると、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」って出るから、それも見ちゃう。それで、さらに気になって『YouTube』で調べて、どんどんハマって行くのね。オリコンチャートまで調べるからね。
記者 12月3日に発売される『Guilty Pleasures 3』は、選曲基準などがあるのでしょうか？
スコット 僕の好きな曲で、みんなが知っている曲が第一。それだとツアーでやると盛り上がるよね。最初は、THE BOOMの『島唄』をカバーしたら盛り上がってくれたよ。
記者 『Guilty Pleasures』1〜3の中で特に気に入っている曲はあります？
スコット 英訳した曲が好きで、椎名林檎の『歌舞伎町の女王』が一番好きですね。歌詞が面白かったので英訳してみたんだ。
記者 最後に一言お願いねがいします。
スコット 『Guilty Pleasures 3』を12月3日に発売します。僕のオリジナル曲（Falling Apart）も1曲入っているので、是非聴いてください！
『Guilty Pleasures 3』の発売が迫り忙しい中、トレビアンニュースの取材に応じてくれたスコット・マーフィー。
今回も前作以上に有名な曲が収録されており、最強のJ-POPカバーアルバムとなっている。
『どんなときも。（槇原敬之）』、『となりのトトロ』、『LOVE マシーン（モーニング娘。）』など誰でも知っている曲ばかりだ。
また、スコット・マーフィー自身のブログも『livedoor Blog』にて展開されているので、そちらもあわせてご覧頂きたい。
『Guilty Pleasures 3』
発売日：12月3日（水曜日）
価格：2,000円（税込）
参照：Scott Murphy Blog（ブログ）
参照：スコット・マーフィー（アーティスト情報）
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