以前GIGAZINEで「EeePC901」が家電量販店の店頭から消滅したことをお伝えしましたが、ついに高機能になった新型が発売されることが明らかになりました。

高速起動が可能になったほか、SSDの容量が増えたにもかかわらず、価格は従来よりも安くなるとのこと。

詳細は以下の通り。
独自のOS高速起動技術XpressPathを搭載し、SSD容量を16GBにバージョンアップした「Eee PC 901-16G」を発表

このリリースによると、ASUSは明日11月29日(土)から「EeePC901」の新型となる「EeePC901-16G」を発売するそうです。

「EeePC901-16G」はIntelのAtomプロセッサN270(1.6GHz)と1GBメモリやIEEE802.11n対応の無線LAN、130万画素のWEBカメラ、Bluetoothなどといった基本性能はそのままに、4+8GBのSSDを16GBのものへと刷新しているとのこと。

また、BIOSの「BootBooster」と新型のSSDコントローラーを採用することで、SSDの読み取り性能が約2倍以上向上した高速起動が可能な新技術「XpressPath」によって、OSの起動、終了、プログラムの実行が高速化されたとしています。

なお、高性能化を実現したにもかかわらず、駆動時間は従来モデルの8.3時間とほぼ変わらない8.1時間となっており、ASUSの広報担当によると、店頭予想価格も5万9800円から5万4800円に値下がりしているそうです。

長時間駆動と高性能、低価格を兼ね備えたバランスの良いモデルであるため、薄型モデルの「EeePC S101」が若干高くなっているため、手を出しづらかった人には朗報かもしれませんね。

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