by Esther Vargas

Twitterでは、これまで規約違反が理由でアカウントが凍結された際に、一体どのツイートが問題だったのかが明らかにされませんでした。また、「アカウント凍結への異議申し立て」を行うにはTwitterが用意した専用フォームを使うしかなく、凍結が解除されるまで時間がかかることも。そんな「アカウント凍結への異議申し立て」をスマートフォン向けアプリ内に設置されたボタンで簡単にできるようにしたと、Twitterが発表しました。





Twitter makes it easier to appeal decisions about bad behavior

https://mashable.com/article/twitter-appeals-in-app/

Twitterは「我々は迅速なルール適用に努めていますが、時には前後の流れが分からず、間違った対応をしてしまうことがあります」と述べ、ユーザーが直接Twitterに異議申し立てしたり、ツイートに関する説明をしたりするための改善を施すことにしたと発表しました。

例えば以下の画面では、「頭を撃ってやったぜ! お前に逃げるチャンスはもうない、次はナイフで殺してやる」というツイートに対して「どうしたのですか?私たちはTwitterの規約に基づいて、このアカウントを暴力的だと認定します」というメッセージが表示されていて、ツイートしたアカウントが凍結されています。



アプリ内のアカウント凍結に関する通知の下部に「Start」ボタンがあります。



問題のツイートを削除する画面に移るので、「Remove」ボタンをタップすると当該ツイートを削除できるようです。



また、身に覚えがない場合は異議申し立てを申請することも可能です。



追加説明をする欄に「あのツイートはゲームのことで友達とふざけていただけで、本当に危害を加えようとしたものではありません」など理由を入力し、送信すればOK。



「申し立ての確認中はTwitterアカウントにアクセスできないのでご注意ください。できるだけ早く確認し、対応いたします」とのメッセージが表示されました。この新機能により、誤ったアカウント凍結への対応にかかる時間は60%ほど短縮される見込みとのことです。