日本は21日に決勝トーナメント1回戦でサウジアラビアと対戦することが決まった。(C) Getty Images

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 アジアカップのグループリーグ最終戦は1月17日(日本時間同18日)、グループE首位のカタールと同2位のサウジアラビアが激突。2対0でカタールが勝利し、グループEの首位通過を決めた。この結果、日本代表の決勝トーナメント1回戦の相手は、同2位通過のサウジアラビアに決まった。

 同じ中東勢のプライドを懸けた試合は白熱の攻防に。一進一退で展開したゲームは40分過ぎ、カタールがPKを獲得して先制のチャンスを得る。しかし、これをアル・ハイドスが失敗。カタールにとっては嫌な空気が漂ったが、前半アディショナルタイムに、中央へのスルーパスに抜け出したアルモエズ・アリが先制点をゲット。カタールが先手を奪う。

 後半も互いに相手ゴールに迫るシーンを作り出すが、次の1点を奪ったのは再びカタール。80分、右サイドからのクロスにまたもアルモエズ・アリが頭で合わせ、ネットを揺らした。カタールが2対0とリードを広げる。

 結局、試合は2対0でタイムアップ。カタールがサウジアラビアを下し、グループEの首位通過を決め、サウジアラビアが同2位となった。

 これで、日本の決勝トーナメント1回戦の相手はグループE2位のサウジアラビアに決定。その試合は、1月21日の15時(日本時間20時)キックオフで行なわれる。一方、カタールはグループD2位のイラクとの対戦が決まった。