来年10月消費税アップで大混乱！コンビニの周りは大渋滞に？
2019年10月から消費税率が10％に上がることが予定されていますが、食料品など一部の品目は8％に据え置かれるという「軽減税率」という制度が新たに導入されます。この軽減税率が原因で、特にコンビニが大きな問題を抱えることになりそうです。10月12日放送『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、番組に届いた軽減税率に関するおたよりを元に、つボイノリオと小高直子アナウンサーがトークを展開しました。
10％か8％か、分かれ道は？
お店で買った食料品の消費税は8％ですが、レストランでの飲食には10％がかかるのですが、これはテイクアウトなら8％、店内での飲食なら10％というルールによるもの。
最近のコンビニでは、買ったものをイートインコーナーで食べることができる所もありますが、そこで食べると10％となるのでしょうか。
「単に店の外で食べれば軽減されるとかではなく、レストランやフードコートなど、返却する必要のある食器などを使う店舗は、外食（扱い）だったと思います」（Aさん）
政府広報オンラインのサイトでは、フードコートでの飲食は10％で、コンビニのイートインコーナーは、「返却の必要がある食器に盛られた食品」なども10％と書かれています。
コンビニのイートインは外食？
逆に返却の必要がない使い捨て容器に入った弁当をコンビニのイートインコーナーで食べると8％なのでしょうか。よくわからなくなってきました。
つボイ「食器を返却するなら10％というね」
小高「その理論でいくと、コンビニのイートインコーナーは食器返却もしませんし、ゴミ箱に捨てるだけなんで、それだったら8％でいいんじゃない？とか。どっちなのかというよりも、どっちか分からない混乱がちょっと困るなあと思いますね」
「イートインは10％だと、牛丼のお持ち帰りはどうなるのでしょうか」（Bさん）
小高「店内で食べるんですけど、もしかしたらすぐ出て行かないといけなくなるから、持ち帰り用の容器に入れてくださいとかあったりすると、その時はどういうふうにしたら良いんだろう」
「僕は意地でも10％を払いたくないので、フードコートのラーメン屋ではマイどんぶりを持って行って、テイクアウトで8%にして、外で食べたいと思います」（Cさん）
小高「本来は中で食べようと思ってるのに、『外で（食べます）』って言うことによって、使い捨ての容器が増えちゃったり、せっかく店内にいすとかテーブルとか用意してるのに、周りの所で飲食し始めることで、通行人にとって迷惑だって話になったりとか、トラブルが起きる可能性がありますね」
お店の内外でトラブルが？
政府広報オンラインでは、8％か10％かの判断について、「販売事業者が、販売時点で、必要に応じて顧客に意思確認を行うなどにより、判断することになります」と説明されていますが、トラブルが懸念されます。
「ファーストフードでお持ち帰りと頼んだ後に店内で食べると8％なら、みんなお持ち帰りで頼みますよね」（Dさん）
つボイ「コンビニでもそういうことですよ。『これ持って帰りますわ』って（8％で会計した）後に、『急に腹減ってきた！パクッ』と。店員から『アカンよ。レジ通したやろ、もう』って言われて、『レジ通し直します』って」
小高「店とお客さんの間でトラブルが増えやしないかと」
さらに店の中だけではなく、店の周りでもトラブルが発生する可能性があります。
「多くの人は持ち帰りで、近くの公園などで食べるのではないでしょうか。ただでさえ公園はゴミ箱はないし、コンビニでもゴミ箱は店内に置く所が増えているということは、この変な税のやり方では、街中が汚れてしまいます」（Eさん）
この他にもコンビニの駐車場に止めて食べるのは、店舗の敷地内なので外食扱いとなるのか、サービスエリアで買った食べ物をベンチや車で食べるのは持ち帰りにならないのかといったおたよりもあり、今後も判断に迷うケースが出てきそうです。
イートインコーナーは贅沢!?
つボイ「コンビニのイートインコーナーで食べると10％払わないかんから、あそこで食べるの止めとこうと。そうなると、イートインコーナーは何をするスペースなのかと」
小高「10％払って食べる人もいるでしょうよ（笑）」
つボイ「それは全然頭になかった（笑）。そうすると、ステータスやわ。
（誇らしげに）『僕ね、昨日コンビニのイートインでね、サンドイッチ食べましたよ』。これやわ。『えーっ！』って言うことや。そういう世の中がもうじき来るかもしれないぞというお話です」
セレブな人は、消費税を2％多く払って食べる世の中になりそうです……って、よくよく考えると、10円、20円ほどしか変わらないですね。
（岡本）
つボイノリオの聞けば聞くほど
2018年10月12日09時42分〜抜粋（Radikoタイムフリー）
