女性は毎日のようにホルモンバランスの変化によって体調や気分の変化が現れやすい生き物。「無性にイライラする」「悲しい気分……」「高揚している」時には自分でどのようにコントロールすればいいのかわからなくなる時もあることも……。

私たち人間は月とも大きく関係しており、女性にとっては月の満ち欠けは大きく関わりがあります。それは生理周期。生理周期は大きく分けて4つに分類されるのですが、月の変化も大きく4つに分類され、周期日数もほとんど同じ。そんなホルモンの変化や月の動きに合わせて取り入れる香りをご紹介します。

■生理日や満月の日は溜め込んだエネルギーを放出する期間

気分が高揚したり、イライラしたり、悲しくなったりと身体に溜まったエネルギーを放出する期間は「サンダルウッド」「シダーウッド」「ローズマリー」などで心身を安定させ鎮静させる効果、「ラベンダー」「ローズマリー」も心をリラックスしてくれる効果があります。

■生理後や新月までの14日間

イライラしたり、不安定になっていた気持ちから解放されやすい時期。「オレンジスイート」で緊張状態を和らげたり、「ラベンダー」でリラックスしたり、「ジャスミン」で気分を高めたりしましょう。

■排卵日や新月あたりは集中力を高め新しいことをスタートする期間

生理が終わり、ホルモンバランスが安定しやすくお肌の調子が良かったり、気分的にもよく、ダイエットにも適していると言われる時期は、「レモン」「グレープフルーツ」「ペパーミント」で爽やかな香りで空気を浄化したり、明るく元気な前向きな気持ちに促しリフレッシュしたり、集中力を高めたりする効果があります。

■生理前や満月までの14日間はエネルギーを溜める期間

排卵日あたりから次の生理が始まるまでの14日間、新月から満月までの14日間は、生理日や満月に向けてエネルギーを溜め込む時期となります。「クラリセージ」「ゼラニウム」は女性ホルモンを安定させる効果やストレスを緩和させる系の香り、「オレンジスイート」「ラベンダー」は気持ちを穏やかにしてくれる効果があります。

■アロマオイル(精油)の注意事項

・アロマオイル(精油)とは100%天然物質で作られるものが天然のものとされています。インテリア用として合成しているものでも使用法を守れば問題はありませんが香りが違いますので確認して購入するようにしましょう。

・酸化を防ぐために直射日光の当たらない場所や火の近くには置かないなど管理に注意しましょう。

・柑橘系のアロマオイル(精油)は光毒性があるので入浴時に入れた場合は、その後紫外線を浴びないようにしましょう。必ずキャリアオイルで希釈するなど規定量は守りましょう。

・体調によっては気分が悪くなったり、植物由来でアロマオイル(精油)は出来ているのでアレルギーなどもある場合もありますのでパッチテストなどで確認してから使用しましょう。

このように、体調や気分、月の動きに合わせて香りによって気分を整える効果があるアロマオイル。生活の中でディフューザーや加湿器、お部屋の消臭や入浴などでも活用できるので、ぜひ取り入れてみてはいかがですか?

女性ホルモンの変化と月の動きに合わせて選ぶ!おすすめアロマオイルの香りはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

寒川あゆみ

大阪 谷町九丁目 エステサロン Private Salon Laule'aを運営。サロンワークの他、美容家・美容ライター・講師としても活動。