大谷翔平

写真拡大

29日、フジテレビ「THE NEWS α」では、プロ野球選手100人が選んだ「プロ野球100分の1」を放送。第4回となった今回はスピードボール部門のベスト4を発表した。

昨年の同企画では、日本最速165km/hを叩き出した大谷翔平が圧倒的な得票数で1位になったが、ケガにより僅か5試合の登板となった今季は、選手達の印象も薄かったか2位に後退。代わって1位の座に輝いたのは。

第4位 マシソン(巨人):11票
来日6年目の今季は27ホールド。最速158km/hのストレートで巨人勝利の方程式を形成したマシソン。広島・鈴木誠也は「カラダもデカイし、とにかく頭には来ないでくれと思ってます」とおどけると、DeNA・筒香嘉智は「マシソン投手より速い球を投げるピッチャーはいますけど、一番速く感じます」とコメント。広島・田中広輔は「慣れてくるかなと自分的には思ってたんですけど、全く慣れません」と苦笑いを浮かべた。

第2位 大谷翔平(日本ハム):13票
投手としての今季は3勝2敗、防御率3.20と不本意な結果となった大谷が13票で2位に。それでも日本ハム・増井浩俊は「僕よりも10km/hくらい平均で速い」と驚き、中日・亀澤恭平は「多分、100人に聞いても100人じゃないですか」と、ロッテ・二木康太は「誰が見ても1番」と絶賛した。

第2位 則本昂大(楽天):13票
今季最速は157km/h。プロ野球記録となる8試合連続二桁奪三振を記録した則本が、大谷と並んで2位に入った。巨人・阿部慎之助は「8回でも150km/h中盤くらい出る」と讃称し、チームメイトの美馬学は「今年ウェイトの量増やしてMAX158km/hまで更新して、どこまで伸びるのか」と期待を寄せた。

第1位 サファテ(ソフトバンク):25票
ソフトバンクの守護神であり、日本シリーズの活躍が記憶に新しいサファテが25票を集め、堂々の1位に。ロッテ・角中勝也「はえー、それだけです」とキッパリ。オリックス・山岡泰輔は「バットに当たっているのをあんまり見たことない」と言えば、楽天・則本は「速さの中にも強さがある」と表現。チームメイトの東浜巨は「後ろにデニス(サファテ)がいるだけでピッチャーみんな安心して任せられます」としみじみ語った。