松山英樹【写真:Getty Images】

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ゴルフ専門メディアが日本のエースを分析「初のメジャー優勝もそう遠くない」

 海外男子ゴルフの世界選手権シリーズ・ブリヂストン招待で優勝を果たした松山英樹(レクサス)。最終日はタイガー・ウッズ(米国)に並ぶ大会タイ記録の「61」をマークし、逆転Vを飾った。2013年大会でウッズと同組で回った松山が偉業を“再現”したことから、「次なるゴルフ界を支配する存在になるかもしれない」と賞賛している。米ゴルフ専門メディア「ゴルフダイジェスト・コム」が報じている。

 2位打差の4位で最終日を迎えた松山が見せた1イーグル、7バーディー、ノーボギーの「61」は、伝説の「タイガー・チャージ」を彷彿するものだった。記事では、その偉業を高く評価している。

「4年前に、マツヤマはファイアストーンにおけるタイガー・ウッズの61を最前列で観戦した。日曜日、彼はあのコースレコードに並んだ。WGCブリヂストン招待で5打差の優勝を果たし、彼が次なるゴルフ界を支配する存在になりえるのだと、全ての人々に想起させたのだ」

 メジャー通算14勝を誇るカリスマ不在のゴルフ界で、圧巻の「ヒデキ・チャージ」を見せた日本のエースを次なる帝王候補に挙げており、記事ではタイトルの可能性について「初のメジャー優勝もそう遠くない」と触れている。

 10日に開幕する全米プロゴルフ選手権で念願のメジャー初制覇へ――。米メディアの期待も高まり始めている。