ハロウィンの仮装・コスプレを格段にレベルアップさせる方法や巨大インクガン、スポンジ弾を発射するトイガン「NERF」の魔改造など、エンジニアならではの技術力を駆使して市販ではゲットできないようなオモチャなどを自作してしまう元NASAのエンジニア・Mark Roberさんが、海外で人気の水鉄砲ブランド「Super Soaker」を巨大化して脅威の水圧であらゆるものを破壊しまくっています。

World's LARGEST SUPER SOAKER!! (not clickbait) - YouTube

普通の水鉄砲にガラス板を割る威力はありませんが……



Mark Roberさんが自作した……





世界最大の「Super Soaker」ならば……



ガラス板も豪快にぶち割ることが可能です。





お隣さんから「大丈夫?」と声をかけられるくらい豪快にガラスを割った模様。



今回Mark Roberさんが自作したのは、世界最大の「Super Soaker」。全長なんと7フィート(約2.1メートル)もあります。



普通の水鉄砲ではあり得ないような射程を実現。



勢いよく噴き出す水は……



なんと時速437kmという脅威の勢いで噴き出しています。



これにかかればウインナーも簡単に真っ二つ。





他にも、スイカをパカリ。







普通の水鉄砲ではビクともしないバナナも……



水圧でカットしてしまえます。





しばらく何かに水を当て続けると……



ポンと破裂。



なんとアルミ缶もぶち抜けるようです。



暑い夏にぴったりな水鉄砲遊びの場にこの巨大水鉄砲を持ち込めば……



ヒーローになれること間違いなし。



この巨大水鉄砲はMark Roberさんと、相棒のボブさんが協力して作成したとのこと。



本物のSuper Soakerから図面を起こし……



木製の骨組みから製作はスタートしています。





Super Soakerの見た目に近づくように、各パーツを作成。



もちろん塗装もバッチリ。



そして完成したのがこの巨大Super Soakerというわけ。



巨大Super Soakerを作成するため、Mark RoberさんはSuper Soakerの開発者であるLonnie Johnsonさんに話を聞いたそうです。





その中でSuper Soakerのプロトタイプも見せてもらったとのこと。



水鉄砲はポンプを動かすたびに水の入ったタンクの中に空気が入ることで圧力が高まります。



トリガーを引くと、ポンプの中にあるホースが唯一の抜け道となり、水鉄砲から水が噴出するというわけ。このため、タンク内のホースは下向きに伸びておりなるべく長く水が通れるようになっています。



巨大Super Soakerでも仕組みはおなじで、高圧窒素ガスを用いて圧力を高め、水を勢いよく発射しています。なお、タンクには2ガロン(約7.6リットル)の水が入るようになっています。



巨大Super Soakerの噴射口とつながるホース部分は以下の機器で制御されており……



巨大トリガーの上に付けられたスイッチでオンオフします。



そんなこんなで作成された巨大Super Soakerでタマゴを破壊。



Super Soakerの水圧は275kPa



ホースは350kPa



消防車は2000kPa



それに対して、巨大Super Soakerは最大1万6500kPa



まさに桁違いの威力を誇ります。



通りで簡単にスイカも破壊できるわけです。



巨大Super Soakerのノズル部分は着脱可能で、穴の小さなものから……



大きなものまで用途に合わせて変更可能なのもポイント。



穴を大きくすれば威力がアップ。



というわけで、暑い夏を楽しく過ごすためにみんなで水鉄砲遊びをスタート。



「水鉄砲といえば」な風景に……





巨大Super Soakerを持ったMark Roberさんが乱入。



勢いよく噴出する水で……



吹っ飛ぶ男性。





大声をあげて楽しそうに遊ぶ人々



その中でひとり泣き叫ぶ男の子。あまりの勢いに驚いたのは模様。



巨大Super Soakerのノズルを替えれば近距離でも安全に使用できるようです。





なお、巨大Super Soakerの作成に関する詳細は明かされていませんでしたが、Mark Roberさんと一緒に作成したボブさんのムービーでより詳細な部分を知ることができます。

World's Largest Super Soaker with Mark Rober - YouTube