獅子座はハッキリしなかったことが明確になるとき!?4月11日 天秤座の満月【新月満月からのメッセージ】

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夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。

新月満月からのメッセージ 4月11日 天秤座の満月



4月11日は天秤座で満月になります。この時期の星回りをご紹介しましょう。

天秤座満月(牡羊座太陽と天秤座月が向かい合っている配置)が、昨年より続いている2つの星回りに光を注いでいます。ひとつは山羊座冥王星と天秤座木星、牡羊座天王星による直角三角形、もうひとつは天秤座木星と牡羊座天王星、射手座土星による調停的な星回りです。これら2つの星回りによる示唆を、この時期の私たちは何らかの出来事として見聞きしたり、他者や世界との関わり合いを通じて経験しやすいでしょう。

もう少し詳しくお知らせします。まずひとつは、春分(3/20)および牡羊座新月(3/28)頃にとった行動の反応や結果が、他者や世界を通じて返ってくるのかもしれません。先日の春分や牡羊座新月は、生きとし生けるもの全てが新しい可能性に目覚めていくタイミングでした。あのとき新しいことを始めたくなったり、実際に行動を起こした人も少なくなかったと思います。あれから約2週間経った今、あのときの行動が次の展開につながるかもしれません。あるいは、あのとき感じた「何か新しいことを始めたい」という思いを何らかの行動に結びつけるタイミングが、この時期に巡ってくることも考えられます。

長期的なサイクルを意識して読み解いた場合、昨年11月から続いていた「メインとなるものの大転換が起こり、世界も人々も新しいフェーズに入る」という流れを、この時期の天秤座満月を通じて概観できるかもしれません。昨年11月頃から今までを振り返ってみたとき、「世界も私も今や新しい局面に入った」「世界の景色が変わり、私のあり方も変わった」「新しい世界でのストーリーが始まっている」と感じる人もいるでしょう。あるいは「私もあの人もそれぞれの世界を生き始めている」と感じる場合もあるようです。

もうひとつお知らせします。3月以来、金星が(見かけ上の)逆行をしているのに加え、この満月の前日(4/10)に水星も(見かけ上の)逆行を開始しています。新しい局面を生き始めたばかりの私たちに、宇宙からの調整が入ってきていることになります。したがってこの時期、いろんなことに思いの外手間取ったり、誰かと気持ちや言葉がすれ違いやすいかもしれません。しかし今、私たちは新たな局面で何らかの可能性を開こうとしている最中です。そういうプロセスも、宇宙から見れば自然な成り行きと言えるでしょう。どのような経験も意味があり、価値があります。どうぞいつも楽しんで生きていって下さい。

今回の天秤座満月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。ここ最近選択したことに関して、現時点での結果が出るかもしれません。また、さらなる可能性につながりそうなアドバイスも宇宙からもたらされるでしょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、あなたの内外においてハッキリしなかったことが明確になり、今後の選択肢も思った以上に増えていくでしょう。「そういう方向性もあり得るんだな」と、宇宙から教わった気持ちになるかもしれません。双子座、乙女座、射手座、魚座は、ある出来事を通じて「世界や他者は(私が思っていたよりもずっと)優しい」「私は今のままでいいし、もう安心してもいい」と分かるでしょう。

次回は4月26日 牡牛座の新月(4月25日更新)



加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。
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