発言小町に「合コンで出会った男性の誘いの意図は?」という投稿が寄せられました。トピ主さんはこれまでに交際経験がないという35歳女性。合コンで出会った8歳年下の男性に二人きりの食事に誘われ、一応OKをしたものの彼の真意を疑って不安になっています。

「モテない人生を生きてきたので、何か勧誘しようとしているのではとか、マルチ商法にひきこもうとしてるのではとか、落とせるかどうか男性陣がゲームをしてるのではないかとか、いろいろ勘ぐってしまう」とトピ主さん。「彼は私に気があって誘ってくれているのでしょうか」と読者に問いかけています。


「人を見る目」は育っているはず。自分の判断力も大切に


恋人が作りたくて7年ぶりに合コンに参加したら、楽しくお喋りできた男性に二人きりの食事に誘われた。トピ主さんもその相手からのお誘いを多少はうれしいと感じたからこそOKしたのかな、と推測します。しかしながら、何か別の魂胆があるのでは……とも疑ってしまう。トピ主さんは「交際経験がないから、男性の真意を見抜けない」と感じているようですね。

確かに恋愛経験を積むことで、多少は異性を見る目が育つこともあります。自分の経験からしか気付けない教訓はあるものですよね。しかしながら、恋愛経験が少なくても、しっかりとした“人を見る目”を持っている人はいます。恋愛もひとつの人間関係。トピ主さんも学校や社会を生きてくるなかで、そうした目は多少育っているのではないでしょうか。

「恋愛経験がないから、私にはわからない」と判断を投げ出さないで、「私だって“人”を見る目はあるはずだ」と自分の感覚や見る目も信じていきましょう。

疑ってばかりいると、恋愛の機会を逃してしまうかも!?


トピ主さんが危惧しているように、世の中には異性の恋愛感情を悪用して詐欺を働く人もいれば、本気で付き合う気がなく、最初からもて遊ぶつもりで近づいてくる人もいます。しかし一方で、きちんとひとりの異性と付き合いたいと思っている方もたくさんいます。警戒心を持つことも必要ですが、むやみに疑ってばかりいたら恋愛の機会を逃してしまうことも。

今回のように、「相手への好意は多少ある、けれど信用に値する相手なのかまだ分からないとき」には、どんなふうに接していくといいのでしょうか。次項から説明していきますね。

「仲を深めていい相手なのかどうか」迷うときの注意点


デートのお誘いに構えてしまうのは、「彼がどんな人かまだわからないから」であり、「彼を好きになった後で、騙されたという結果になるのが怖いから」だと推測します。そうした結果にならないためには、以下3点を意識しながら接していくといいと思います。


1.「平常心」を忘れないよう努める


恋愛で「判断を誤って後で後悔」となるケースの多くは、初期段階で舞い上がりすぎてしまうことが原因です。もともと恋愛に対して冷静なタイプではなく、男性と数回会っただけですぐに「運命の人だ!」「彼しかいない!」と盛り上がってしまうタイプの人は、特にこの点には気をつけるといいと思います。

そうした気持ちこそが“恋”という意見もあるでしょうが、「感情まかせに動いて失敗したくない」「正しい相手を選びたい」と思うならば、あまり舞い上がりすぎないよう意識していきましょう。

2.「情報」はしっかり集め、できるだけ自己都合で解釈しない


「可能な限り情報を集めてみる」のも参考材料になるでしょう。合コンで知り合ったのであれば、きっと共通の知人もいるはず。幹事の方や友達を通じて聞いてみれば、多少なりとも“彼の人となり”を知ることができるかもしれません。あまりよくない情報を聞いたときに「でも本当は違うと思う」「私には優しくしてくれたから」などと、自分の望む方向に解釈しすぎないことも冷静な判断には不可欠です。

3.自分が適切だと思う「進展のペース」を守る


女性側が心から納得できていないのに、男性のペースに押されるままに進展してしまうと、のちのち納得のいかない関係性や結果になってしまうケースは非常に多いです。彼からは当初「お互い友達を誘って飲み会やりましょ」と連絡が来たそうですね。トピ主さんが「年末年始で友達が忙しそうだから、また来年かな」と言ったら、「それなら二人でご飯行きましょ」と誘われた……とのこと。

もしトピ主さんが、「まだ二人きりで会うのは不安だ、友達と一緒の方が安心して会える」と思うならば、年末に返信するタイミングで「来年声をかけるので、みんなでご飯行きましょう!」なんて答えてもよかったのかなと思いました。男性が早く関係を進めようとしてきても、押されるがままに意思なく流されすぎないこと。「自分が納得できるペースで関係を進めていこう」という点は心がけておきましょう。

「会ってみること」が一番の判断材料になるかも



ともあれ、現時点で彼に興味を持っているならば、「とりあえず一度、食事に行ってみる」と決めたことは決して悪くない選択だと思います。それが彼の人となりを知る最短ルートな気もします。

ただし前項の3点に加え、会う時間帯や場所には気をつけてくださいね(例:人の多い場所で昼間に会うなど)。そして、おかしい(怪しい)と感じた場合は「すぐに帰る(縁を断つ)」などの対処を迅速にすること。そうしていれば、大きな問題は起こりにくいでしょう。

合コンの際には彼と結構おしゃべりをしたそうですね。でもトピ主さんの主観では、彼がトピ主さんを恋愛対象として見ている感じは一切なかったとか。「別の女性にちょっかいを出しているようにも見えていた」なんて記述もあります。思い込みかもしれませんが、そう思ったという事実はひとつの判断材料にしておくといいと思います。

一方で、好きなものや趣味に共通点があり、彼と楽しく話せたというのも事実。彼も同じくトピ主さんと話して楽しかったからこそ、「また会ってみたい」と思い、自然な気持ちで誘ってくれたのかもしれません。

警戒心を抱くのは当然のこと。“見る目”を磨く経験になることも



「いい歳してこんなことで不安がってバカみたいですが」という気持ちも吐露されていますが、女性が素性のわからない男性に警戒心を抱くのは自然なこと。「焦らず、しっかり相手を見ていこう」というスタンスでいれば、徐々に相手のこともわかってきますし、不安も取り除かれていくと思います。

万が一、今回の彼に“純粋な好意以外の意図”があったとしても、「こういう態度をしてくる男性には気をつけるべきなのだな」という貴重な学びになり、次回以降の恋愛に生かせる部分もあると思います。それこそが、トピ主さんのいうところの“経験”にもなることでしょう。

男女の出会いがどう転ぶかは、神のみぞ知るところ。彼との食事に出かけてみたい気持ちが変わっていないのであれば、舞い上がりすぎず、でも肩の力は抜いて「友達になれそうな人か見極めてみよう、とりあえず行ってみるだけ」くらいの感覚で食事に臨んでみてはいかがでしょうか。
(外山ゆひら)