周囲に「イラッとされる」有給休暇の取り方6

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社会人にとって、うれしいもののひとつである「有給」。ここぞという日に使う人もいれば、体調を崩して消化する人もいますよね。有休を取ることは、勤め人としての権利ではありますが、中には「はぁ?」と頭にくるような有給の取り方をする人も……。それは一体どんなものなのか、「ムカつく有給休暇の取り方」について、働く女性たちの本音を聞いてみました。

■1.突然「休みます!」

・「病気以外で突然休む人。予想外の事態に慌てる」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「ギリギリに長期間取られると仕事がいきなりこっちにふられるのでイラッとする」(28歳/医療・福祉/専門職)

病気や、突然の不幸など、直前で取得することになってしまう状況が仕方のない有給もありますが、遊びに行くための有給申請をギリギリに出されると、その人のカバーをする人は大変なはず。イラッとくるのも当然ですよね!

■2.忙しい日の有給休暇

・「土曜日と日曜日などが忙しいのがわかっているのにわざとたくさん入れてくる」(22歳/その他/販売職・サービス系)

・「まわりが忙しいタイミングに3連休以上とる人。空気を読んでほしい」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)

「この日は休みを取るなよ!」とはっきり言われているわけではないけれど、空気が読める人ならば「ここは忙しいからまずいな」と察知するもの。それを無視して取る人は、なかなかの勇者ですね……。

■3.連休はやめて!

・「何日も続けて休みを取られると仕事のフォローが大変」(29歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

・「盆正月の連休に続ける」(28歳/その他/その他)

その人が休んでも、休み明けの本人だけが大変なら何も問題ありませんが、周囲の人に迷惑が掛かる、とわかっているのに長期間休むのはちょっとヒンシュクですよね。「自分だけがよければいい」という考えが丸見えです!

■4.仕事が残っているのに放置

・「クレームを出して対応をせずにそのまま休みに入ってしまう」(34歳/その他/その他)

・「仕事をたんまり残して有給」(33歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)

自分がいなくても、あとの人がどうにかしてくれる……とでも思っているのかもしれませんが、いい迷惑ですよね。自分の仕事はきっちり終えてから休みに入ってもらいたいものです。

■5.みんなが休みたいときに休む

・「クリスマスとクリスマスイブのどちらも休む。みんなも休みたいけど、我慢してる。せめてどっちかだけにしてほしい」(30歳/情報・IT/経営・コンサルタント系)

・「みんなが休みたいゴールデンウィークやお盆、正月に連休を取りまくる人。もう少しまわりのことも考えてほしい」(28歳/医療・福祉/専門職)

イベントごとのときなどは、誰だって休みたいと思うもの。でも、全員が全員取ったら大変だから、みんな嫌々出勤しているのです。そんな中、ひとり休みを満喫している人がいたら、腹も立ちますよね。

■6.退職前にまとめて消化

・「仕事を退職する前に、親のかたきのように入れる人。ただただ迷惑なので」(29歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)

・「退職前に数カ月まとめて取る人」(28歳/医療・福祉/専門職)

たまりにたまった休みを、退職前に全部消化する、というのもひとつの手ですが、それをすることで人に迷惑がかかるのなら、せめて小出しにした方がいいかもしれません。仕事をすべて終えてから休みに入ったほうが、自分の気持ちも楽ですよね。

<まとめ>

有給は働く人の権利ですが、タイミングを考えて取得したほうが好印象なのも事実。周囲への配慮も、社会人としてすべきこと。また、自分が休んだことで迷惑をかけてしまった人には、しっかりとアフターフォローをしましょうね。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年11月29日〜2016年11月30日
調査人数:377人(22〜34歳の女性)