投稿の真意は?…メッシが協会批判について弁明「何かを変えなければ」

写真拡大

 アルゼンチン代表のキャプテンを務めるFWリオネル・メッシ(バルセロナ)が、コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016決勝が行われるニュージャージーで記者会見に臨んだ。アルゼンチン紙『ラ・ナシオン』電子版が伝えている。

 メッシは23日、チームがヒューストンからニュージャージーへと移動する際、飛行機が遅れたことについて「次の都市に向かうのに、また飛行機の中で待たされている。AFA(アルゼンチンサッカー協会)の人間は何て役立たずなんだ!」とのコメントをインスタグラムに投稿。

 AFAへの批判とも取れるメッセージに世界中が騒然となった。

 24日、記者会見に登場したメッシに対し、当然ながらこの件についての質問が投げかけられたのだが、メッシはこのように語った。

「今に始まったことじゃない。以前から様々な積み重ねがあったのに、僕らに対して何の言葉もなかった。昨日のコメントは、そう思ったから投稿したまでだ」

 その上で、AFAに対して要求を突きつけた。

「AFAには、みんなが求める代表チーム、ワールドクラスの、最高のチームを作る努力をしてほしい。昨日の件があったからそう言っているのではなく、これまでにいろいろなことがあったからね。改善のために、何かを変えなければならない時が来ていると思う」

 そして、「この件については、決勝が終わったら詳しく話す」として会見を締めくくった。